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2018年1月18日

 

2018年1月18日 11時43分

   
    
ご無沙汰しておりました。
皆さま良いお正月を迎えられましたか?
関東はお天気もよく穏やかな新年でしたね。
   
    
さていよいよ2018年のDDJ、始動です!
   
    
開幕戦は2月12日(月・祝)の千葉ポートパークとなりますが、今シーズンからのルールの変更点についてお知らせしておきます。
    
なんか多いな!?と思われるかも知れませんが(汗)、新たな規定というよりもこれまであった規定の内容が少し変わったり、曖昧だった箇所を明確化したような感じです。
ちょっと長くなってしまいましたが、しっかり確認して頂ければと思います。
      
    
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【1】1スロー毎に犬はスローイングエリア内に戻すこと!(全クラス対象)
ディスタンス競技において、1スロー毎に犬の4本の脚全てがスローイングエリア内に入るようにきちんと犬を選手の元に戻して下さいね、というルールは昨年から導入されていましたが、ビギナー・シニア犬・キッズなどは移行期間の猶予措置として例外としてきました。ですが、今シーズンからは全てのクラスにおいて必須といたします。(ただしラン♪らん♪クラスのみ、犬の脚が1本だけスローイングエリアに戻ればよい事とします。)
     
★ディスク競技の各クラスでは、犬の四肢がスローイングエリアに戻らない状態で次のスローをしてしまうと、そのスローは無効となります。
  
★ボール等で参加できるスーパーラン♪らん♪およびラン♪らん♪クラスでは、犬の四肢が(ラン♪らん♪では一肢が)スローイングエリアに戻らない状態で次のスローをしてしまうと、そのスローだけでなく、前のスローも無効となってしまいます(スーパーラン♪らん♪およびラン♪らん♪クラスでは、犬がスローイングエリアに戻った時点でポイントが発生するため)。
    
犬が走り出す時に投げ手の周りや足の間をグルッとまわしてからスタートさせるようなプレースタイルのペアは必然的に犬の四肢がスローイングエリア内に入るのでさほど心配はありませんが、周らずに投げ手の正面でリバースしていくタイプのペアなどは注意が必要かと思います。日頃の練習から気を付けて頂ければと思います。
     
     
【2】レトリーブポイントの発生条件は犬がスローイングエリア内に戻ること(小型犬・ビギナー・シニア犬・キッズクラス対象)
犬がディスクをキャッチできなくても、犬がスローイングエリアまでディスクを持ち帰れば1ポイントが加算されるレトリーブポイント。このレトリーブポイントの発生条件も、犬の四肢がスローイングエリア内に入る事、となります。対象クラスに参加される選手はご注意下さい。
    
    
【3】ボールで参加できるクラスでは、スーパーラン♪らん♪は4本・ラン♪らん♪は1本
ボールで参加できるクラスのポイントの発生する条件は、スーパーラン♪らん♪クラスでは犬が、ラン♪らん♪クラスでは犬または人が、『ボール等をスローイングエリア内に持ち帰った時』となっておりますが、『持ち帰った』とみなす条件は
     
★スーパーラン♪らん♪クラスでは、犬の四肢とボール等がスローイングエリア内に入った時
   
★ラン♪らん♪クラスでは、犬の一肢とボール等(人もボール等を取りに行った場合には人も)スローイングエリア内に入った時
     
となります。
    
    
【4】スローイングエリア以外で、選手が犬やディスク(ボール等)に触れる行為について(スーパーラン♪らん♪クラスに変更あり)
ディスクのディスタンス競技では、犬がディスクをキャッチした時点でポイントが発生しているので、キャッチ後であれば犬やディスクに選手が触れてもOK。レトリーブポイントの無いクラスでは、キャッチできなかった後に選手が犬がディスクに触れてもOKです。ただしレトリーブポイントのあるクラスでは犬がディスクをキャッチできなかった場合、スローイングエリアまで犬がディスクを持ち帰る前に選手が犬やディスクに触れてしまうとレトリーブポイントは無効となります。ボール等で参加できるクラスのうち、ラン♪らん♪クラスではボール等を持って来るのは犬でも人でもどちらでも良いし、人が犬を抱っこして戻ってきてもよいぐらいなのでOK。
  
ここまでは昨シーズンと同じ。
   
今シーズンから変更があるのは、スーパーラン♪らん♪クラスです。スーパーラン♪らん♪クラスでは、ボール等を犬がスローイングエリアに持ち帰る前に選手が犬やボールに触れてしまうとそのポイントは無効となってしまいますが、犬の方から選手の脚に絡んできて選手の脚と犬が接触してしまったのはOKとします。例えば、投げたボール等が草に隠れて犬がどこにあるのかわからなくなってしまい、選手がボールの所まで行って、犬やボールに触れずに(声や指差しなど)ボールの場所を犬に教えて一緒にスローイングエリアに走って戻ってくるような場合。飼い主さんが一緒に走ってくれるのが嬉しくて犬の方から選手に飛びついたりするような事もあります。この場合、犬の方から選手の脚に触れるのはOKとしますが、手に触れてしまうのはダメ(選手側の故意なのか犬からの不可抗力なのか判断し難い)とします。またボールの在り処を犬に教える際も選手がボールや犬に触れてしまうと、そのポイントは無効となります。参加される選手は注意して下さい。スーパーラン♪らん♪はラン♪らん♪に比べて「犬がレトリーブしてくる」事を重視した競技となっています。
    
     
【5】ロングリードやおやつ(トリーツ)の使用について
ロングリードやおやつ(トリーツ)を使用できるのは、ビギナー・シニア犬・キッズ・ラン♪らん♪の各クラスのみとします。
ロングリードの使用に際しては、犬や人が怪我をしないよう十分注意して使用して下さい。またおやつ(トリーツ)に関しては出来るだけ使用しないのが望ましいですが、使用する場合には地面に落としてしまうと後続の他のペアの競技に支障をきたしますので絶対に落とさないようにして下さい。もし落としてしまった場合には選手自ら全てきちんと回収して下さい。主催者およびジャッジが競技の進行の妨げになると判断した場合は失格となる場合もあります。くれぐれもご注意願います。
    
    
【6】競技中に犬がコート外(場外)へ出た場合(全クラス対象)
★ディスタンス競技全てのクラス(ラン♪らん♪以外):犬が場外へ出た時のスローは無効となります。
  
★ラン♪らん♪クラス:場外へ出てから20秒以内にコート内に戻ればそのスローは有効とします。ただしボール等の保持後に場外へ出てしまった場合はそのスローは無効となります。
  
★全クラス:犬が場外へ出てから20秒以内にコートに戻らなかった場合は、その時点でそのラウンドは終了となります。それまでに獲得したポイントは有効で、フリースタイルではそれまでの演技内容で採点を行います。
    
    
【7】競技中に犬が排泄をした場合(全クラス対象)
全てのクラス、犬が排泄をした時点でそのラウンドは終了となります(それまでに獲得したポイントは原則として有効。フリースタイルはそれまでの演技内容で採点)。昨シーズンまではビギナー・シニア犬・キッズ・ラン♪らん♪クラスなどでは犬が競技中に排泄をしても競技続行が認められていましたが、今シーズンより全てのクラスで競技終了となります。ご自分の出番前に犬の排泄をきちんとすませてから、コートに入って下さい。大会に慣れていない犬の場合、排泄に時間のかかる事もありえます。できるだけ余裕をもって出番の準備をするよう心掛けて下さい。
準備を整えるという意味では、会場に来るのも受付開始ギリギリ前ではなく、少し時間に余裕をもって到着し、タープやその日一日過ごす設営を終えたら、ゆっくり会場の周辺を散歩させて会場に慣れ、犬だけでなく選手も落ち着ける時間をとる事も大切です。
   
    
【8】犬がディスクをキャッチ(ボール等を保持)する前に、犬が人や物に接触した場合(ディスタンス競技全クラス対象)
★ディスタンス競技全クラス(ラン♪らん♪以外):コート内であれば犬が人・物に接触してもOK。ただしフェンスへの接触に関しては触れただけなのか、場外に出たのかはジャッジが判断します。その判定への抗議等はお受けできません。
   
★ラン♪らん♪クラス:犬が人や物、フェンス等に接触してもOK
  
以上は犬がコート内にあるパイロンやジャッジなどに接触した場合の扱いについてですが、犬の安全も考え、コートのど真ん中にディスクやボールを投げればあまり起こらない事ではあります・・・
   
    
【9】犬がディスクをキャッチ(ボール等を保持)する前に、ディスクやボール等が人や物に接触した場合(ディスタンス競技全クラス対象)
★ディスタンス競技全クラス(ラン♪らん♪以外):コート内外に関わらず犬がとる前にディスクやボール等が人や物、フェンス等に接触した場合は、そのスローは無効となります。ディスク(ボール等)が空中で一旦場外に出ても、何にも接触せず、地面にも落ちずにコート内に戻ってきたスローは有効となります。
  
★ラン♪らん♪クラス:犬や人がボール等をとる前に、ボール等がコート内の人や物、フェンス等に接触してもそのスローは有効。ただし投げたボール等が場外に出て場外で人や物に接触した場合は無効スローとなります。
   
   
【10】フリースタイルの1位が同点となった場合
フリースタイルの1位が同点となった場合は、採点項目中のS(ショーマンシップ)の得点が高い方を上位とします。ショーマンシップの点数が同点だった場合には、同点決勝戦を行います。それでも同点となった場合には申込日時の早い方を上位とします。2位以下の同点については他のディスタンス競技と同様、申込日時の早い方が上位となります。
   
  
【11】各決定戦、前年度優勝ペアのノミネート条件について
グランドチャンピオン・小型犬グランドチャンピオン・フリースタイルグランドチャンピオン・女王・スーパーラン♪らん♪年間王者の各決定戦の前年度優勝ペアは今シーズンの各決定戦のノミネート対象となりますが、今シーズンの予選大会に1度以上参加している事が条件として加わります(参加クラスはどのクラスでも構いません)。
 
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と、ざっくりではありますが今シーズンから変更点をまとめてみました。
(長文・乱文、お付き合い頂きありがとうございます。)
 
詳細は DDJOpen2018ルール(PDFデータ)を必ずご確認下さい。
 
※今年のルール、最初ちょっとビックリするかも知れません。え?ヨコ??とか、ん?表なの??とか、、、(笑)
 まぁ、まずは見てみて下さいませ。
  
   
色々書きましたが・・・・
スタートの合図を確認してから開始して、コートのど真ん中にディスクやボールを投げて、それを犬がキャッチ(保持)して、スローイングエリアに犬の体が全部入って、1分集中を切らさずに競技ができれば、心配な事は基本ありません。(人間のフットフォールトとか、そのぐらいで・・・w)
    
もしご不明な点があれば遠慮なくDDJまでお問い合わせ下さいね。
  
 
 
2018年開幕戦のお申込み受付は1月23日(火)21時から1月29日(月)21時まで!
お申込期間内でも定員に達した場合には受付を終了させていただきます。
お早目にエントリーをお済ませ下さいね。
 

※画像をクリックすると大会ページにリンクします
 
千葉ポートパーク遊ゆう広場での最後の開催となります。
思い出のたくさんつまった会場にありがとうの気持ちと共に・・・・皆様のエントリーをお待ちしております!
 

 

— DDJ WebStaff