2017年12月12日 09時25分
DDJGC、マザーGCと2017年の大会全てが終わり、今年も参加いただいた方々、スタッフや関係者の皆様ありがとうございました。
今年は悪天候による3連続大会中止という事で過去の悪天候の大会の日を思い出していたら懐かしい想い出もよみがえりました。
はっきりとは覚えていないのですが私は94年か95年から大会という物に携わってきました。中でもマザーカップは自分自身が牧場の社員だったと錯覚するほど思い入れも深く、色々な出来事もありました。
マザーカップが始まった2002年当初は土曜・日曜と連続での2日間開催で最初は60組程度で開催していた大会も、ちょうどいくつかの団体ができはじめた時期でしたので徐々に人数も減り20人もいない日もありました。もう大会をやめてもと思う時もありました。しかし当時の牧場スタッフは熱く、どうやったら参加者が増えるのかと牧場の営業時間や業務が終わってからも私どもと何度も会議を行なった事も今では懐かしい思い出です。その努力の甲斐あってか80組の定員で募集していた大会がいつしか120組を超えるようになり牧場のFAX(当時はFAXでの受付)がパンクし社員が事務所に泊まりで対応したり、まさに夢のような時が来たのです。逆にどのようにエントリーを断るか、抽選制度の導入や複数のエントリーを頂いた方から個別に電話しキャンセルしていただいたりと逆の時代になっていったのです。
大会当日もコートの周りに張るタープの場所取りで前夜から山の上入り口に車が並び問題となった事もありました。大会自体がチラシやHPにも載っていたので犬を飼っていない方や大会を見に来る来場者も多く、ギャラリーの多さも他に無いディスクドッグ大会の形で、きっとその相乗効果が大きかった。で、そんな方達にも大会に参加してもらいたいという事でフリースタイルのジャッジをやってもらったりディスクドッグの体験や犬連れの方には愛犬と一緒にコート走ってもらうクラスもつくりました。
マザー牧場で選手によく言われたのは雰囲気がいい、賞品がいい、アットホームだとかご存じの方も多いと思います。ですが記憶にあるワースト3のひとつは女性ハンデについて意見を言われた事でした。ハンデについては真剣に考えました。けど最近になって思うのはこの16年間でグランドチャンピオンになられた女性はたったの2名。本当は半数ぐらいの女性チャンピオンを予定していました。
そう考えると逆にハンデが足りないんですかね(笑)
いや、そんな事が言いたかったのでは無く、その方が言ったのは女性にはハンデがあり勝てないからもう来ないと言った事。それがすごく悲しかったのです。トロフィーや賞品、名誉が手に入らない大会には参加しても仕方が無いという考え方に落胆したのを覚えています。
以前、大会の時に話した事がありますが私が考える大会主催とは参加者、参加犬すべての方に楽しんでいただける時間の提供です。その為に色んなクラスを作りルールも考えトロフィーから副賞にいたるまで試行錯誤してきました。そして競技の上ではお互いライバルであっても表彰式では相手をたたえ、いつかはその場にいれるようにと考える時間であったり、最下位であってもささやかな賞品であれ最後まで愛犬との思い出の時間であってもらいた考えているのです。
他人を讃頌出来ない方は自分もされないでしょう。自分が入賞したときに周りに誰も居ない、拍手が無いなんて寂しいですよね。話がそれましたが女性ハンデについて言ってきた方は自分よりも女性の方が上位だった時は拍手もしないんでしょうね。参加する以上は上位になれるように努力をし頑張っていただきたいのですが、ただ勝てればいいというのとは違う気がします。
それから去年ですがGCにノミネートされなかったのでGCの日はいかないと言われました。けどDDJもマザーもGCの日はノミネート者以外の方にも特に楽しんでもらえるように企画しています。今年のDDJは全員たて。マザー参加賞の牛乳、ヨーグルトもそれです。来年もと考えています。
来年は千葉ポーの広場が無くなってしまいすがここを使わせてもらった感謝の気持ちをもって寒いとは思いますが楽しみたいと思います。
長くなりましたが今年もありがとうございました。愛犬共々良いお年をお迎えください。ツチダ
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