Q. ディスクドッグの練習を始めようと思いますが、訓練所などに行かないと出来る様にならないですか?
A. いいご質問ですね!ディスクドッグは飼い主が遠くに投げたディスクをキャッチして持ってくる競技です。またディスクの投げ出しと犬が走り出すタイミングが非常に重要です。ですから呼び戻しやマテなどのコマンドは必要ですね。公園や広場などでも呼び戻しやマテができなければ当然練習になりません。必ずしも訓練所に通う必要はありませんが基本的なしつけやマナーは愛犬も飼い主もあらかじめ勉強し身につけておきましょう。
Q. ディスクドッグに適した犬種はあるのですか? どんな犬でもディスクドッグになれますか?
A. 最近は小型犬の活躍が目立ちます。おもちゃやボールが好きな子であれば犬種など関係なく一緒に遊ぶことができます。
Q. 子犬でもディスクドッグの練習はできますか? 子犬のうちからできる練習方法を教えて下さい。
A. そうですね、実際には子犬から飼い始め、大会に出る半年前ぐらいからディスクに興味を持たせたり慣らしていくのがいいと思います。特に子犬のころは動くものに興味を持ってくれるので転がしたり手に持って動かし噛んだり追いかけてくれたらほめてあげましょう。ただしあまり早い時期から投げてしまうとディスクをキャッチしようと無理な姿勢で着地に失敗し、転んだりすると成長期の骨や腱を痛め取り返しのつかないことになりがちです。子犬の時期は愛犬の前でホバーリング程度の練習にとどめましょう。
Q. うちの犬は6才なのですが、今からディスクドッグの練習を始めても遅くないでしょうか?
A. そんなことはありません。興味があればきっと愛犬も覚えてくれるし楽しく遊べるでしょう。ただし老犬になったらドッジビーなどのソフトなディスクで遊ぶことをお勧めします。
Q. なかなかディスクに興味を持ってくれません。ボール遊びは大好きなのですが・・・
A. これは手ごわいですね~!ボールが好きな子でもディスクに興味を持ってくれる場合とそうでない子がいます。では興味が無い子にどのように教えたらいいのでしょうか?まず大好きな食べ物とそうでない食べ物があった場合あなたはどちらを注文しますか?愛犬も同じ事をするはずです。基本的に形も大きさも良くちょっと鼻でつつけばころころ転がるボールはとても魅力的。ディスクはお皿程度で大きくいまひとつ。ですからしばらくボールはお休みにします。きちんとディスクで遊べるようになったらボールも復活。またはディスクをやったご褒美にボールという方もいます。それからディスクは投げるのではなくボールのように転がして遊んであげましょう。ボールで遊ぶ子のディスクドッグ普及率は100%です。
Q. ディスクは追いかけるのですが、自分のところに持ってきてくれません。
A. ちょっと意地悪ですが、まずその理由を考えて見ましょう。わかりますか?質問されてこちらが質問と言うのも変な話ですが次の質問と同じような理由があります。大好きなおもちゃをゲットしたときに他人に渡すのはいやじゃないですか?渡したほうがもっと楽しいということをまず愛犬に伝えましょう。投げてくれる人に渡せばまた遊んでくれる。だから一生懸命届けに行かなきゃ!と言う風に愛犬に教えてあげます。リードをつないだままレトリーブの練習をきちんとできるようになるまで行いましょう。
Q. ディスクは持ってくるのですが、なかなかディスクを渡してくれません。
A. 今度はディスクを渡すとほめてもらえると言うことを愛犬におぼえてもらいます。場合によってはおやつを使ったり2枚のディスクを使ったりといろいろな工夫をしてみましょう。短いリードをつけたまま練習するのもいいと思います。上記質問を含めこの2点はきちんと身につけておきましょう。
Q. 公園では上手くできるのに、大会では集中してくれません。
A. おっと!大会でうまくできないのはあなたの方だったりして!緊張が愛犬に伝わってしまいなんかつまらない…なんて事にならないようにいつもと同じようにやってみましょう。でもホームグランド以外では集中できないのはあたりまえです。他の犬やにおいがたくさん。早めに会場に入り十分に場になれるようにしてあげましょう。
Q. ディスクを狙った方向(真っ直ぐ)に跳ばすにはどうしたらいいですか?
A. ひたすら練習あるのみ!1回ずつ考えながらどんなときにまっすぐ飛んだか思い起こしながらやってみましょう。あとはDVDを見て高橋さんの講義を復習してみて下さい(笑)。
Q. 女性でもできますか?
A. 大歓迎です(笑)。最近は半数が女性プレーヤーです。女性、子供と年齢や犬種も関係なくディスク1枚あれば愛犬と楽しく遊べるスポーツです。