マザーカップディスクドッグ大会 ルール
共通
1. 競技は定められたディスクを使用するものとする。
- 【マザーカップ公式ディスク】
- ①ヒーロー社製であること
- ②受付時に参加賞として配られているディスクと重さがほぼ同じであること
- ③参加賞のディスクよりも小さいディスクを使用する場合は、事前にジャッジが確認し、許可したものであること
- ④小型犬クラス・チャレンジ男女クラスに限り、布製のディスクを使用することができる。
- ただし事前にジャッジが確認し、許可したものであること。
2. 競技者を妨害する行為は失格となる場合がある。
3. 犬の繋留は、指定した場所に限り、フィールドからは1m以上離さなければならない。
4. 競技中出場犬以外の犬が侵入した場合、申し出により競技をやり直す事ができる。
5. 出場選手は一般ギャラリーに競技を見せる事を協力する。
6. 愛犬、他人の犬を問わず虐待があった場合、その競技を終了または失格とする。
7. 予防注射を済ませていない犬をエントリーすることはできない。
8. その他、本書の規定にないルールについてはジャッジの判断に委ね、出場選手はこれを受け入れる。
ディスタンス競技
* 制限時間内に出場犬がディスクを何回どの場所でキャッチできるかを競うものです。
一投ごとに得点制で採点し、合計得点の多いペアが上位となります。
競技者がディスクを投げた地点と、出場犬がキャッチした地点との距離が長いほうが高い得点になります。
- 競技中のディスク交換は可能とし、交換用ディスクはあらかじめジャッジに渡しておく。 この場合直前に投げたディスクと交換を行う事を条件とする。
- スタート合図の前に投げられたディスクは無効とする。
- スタート合図と同時に投げられたスローは有効とする。
- 終了合図と同時に投げられたスローは無効とする。
- スタート合図の前に犬がスローイングエリアを出た場合のキャッチは無効とする。 犬をファーストエリアに戻してから得点が発生する。この場合時間は止まらない。
- ファーストラインを踏んでのスローイングは無効とする。
- 各ポイントは上記コート表に明記してある通りとする。ロングディスタンスを除いて1回のスローでの最高得点は10得点となる。
- フィールド外キャッチは全て無効とする。犬の手足がフィールド外に出ていた場合のキャッチも無効とする。
- 着地した犬の両手足のうち、スローイングエリアに一番い着地点を採点基準とする。
- ディスクが地面に着地した後に犬がキャッチしても0点となる。また、ディスクのスローイング後犬がキャッチする前に障害物や人に当たった場合も0点となる。
- ジャンプキャッチ、フィールドキャッチともに同一得点とする。
- ロングディスタンスの競技中、犬の待機エリアはスローイングエリアであり、必ずスローイングエリアからのスタートとする。
- 犬の脱走により競技が進行できない場合(ジャッジの判断で20秒経過)はその競技は終了とする。それまで獲得した得点は有効となる。
- オープン、ロングディスタンス、レディースクラスは競技中、選手以外はスローイングエリアに入ることができない。
- 各順位で同点ペアが出た場合、1位から3位までは順位決定戦を行う。4位以下の同点ペアについては、最終ラウンドの最終獲得点から初獲得点へと順序を逆に追っていき、点差がついた時点での得点の高い方を上位とする。
※キャッチのできなかったスローや無効スローは0点と数える。
※例:同点5位が3ペアいた場合
選手名 | 1投目 | 2投目 | 3投目 | 4投目 | 5投目 | 合計 |
A選手 | 3 | 4 | 5 | 0 | 3 | 15 |
B選手 | 0 | 5 | 0 | 4 | 6 | 15 |
C選手 | 3 | 0 | 4 | 5 | 3 | 15 |
- ⅰ)最終獲得点が、A・C選手が3点、B選手が6点であるため、
- B選手が上位となる。
- ⅱ)順序を逆に獲得点を追ったとき、次の獲得点はA選手が0点、
- C選手が5点であるため、C選手が上位となる。
- ⅲ)よって順位は、5位…B選手,6位…C選手,7位…A選手となる。
16. 大会種目、競技時間及び種目別規定は下記のとおりとする。
- ①オープンクラス
- ・ 予選競技1分×2ラウンド、上位5ペアが決勝進出。
- ・ 決勝競技1分×1ラウンド。
- ・ 参加資格は犬年齢が10ヶ月以上であること。
- 犬種及び出場者年令・性別は問わない。
- ・ 出場選手が女性または小学生以下の場合は得点ごとに
- 0.5点加算のハンディキャップが与えられる。
- ②レディースクラス
- ・ 予選競技1分×2ラウンド、上位5ペアが決勝進出。
- ・ ただし参加ペア数が10組に満たない場合は、上位3ペアが決勝進出。
- ・ 決勝競技1分×1ラウンド。
- ・ 参加資格は犬年齢が10ヶ月以上であること。
- 犬種は問わないが、出場選手は女性のみ。
- また、マザーカップ競技オープンクラス、レディースクラスにおいて
- 優勝したことのない出場選手が対象となる。
- ③ロングディスタンスクラス
- ・ 参加資格は犬年齢が10ヶ月以上であること。
- 犬種及び出場者年令・性別は問わない。
- ・ 出場選手が女性または小学生以下の場合は7mのハンディキャップが与えられる。
- ・ 競技時間は1分30秒で、スローは3回までとする。
- ・ 各スロー毎にディスクが手から離れる前に犬がファーストラインを
- 越えた場合はドッグファールとなり、そのスローは無効となる。
- ④チャレンジ男女クラス
- ・ 競技は1分×2ラウンド。
- ・ 参加資格は犬年齢が10ヶ月以上であること。
- 犬種及び出場者年令は問わない。
- 男性は「チャレンジ男性クラス」、女性は「チャレンジ女性クラスへの
- 参加に限る。
- ・ マザーカップ競技のオープン、レディース、チャレンジの各クラスにおいて
- 優勝したことが無く、また他のディスクドッグ大会においても優勝したことの
- 無い選手が対象となる。
- ・ 犬がディスクをキャッチしなくてもディスクをスローイングエリアまで
- 持ち帰れば1得点(レトリーブポイント)とする。
- ※レトリーブポイントは7m以上のスローイングのときのみ有効です。
- ⑤小型犬クラス
- ・ 競技は1分×2ラウンド。
- ・ 参加資格は犬年齢が10ヶ月以上であること。
- 出場者の性別・年令は問わないが参加できる犬種は小型犬のみ。
- ・ 犬がディスクをキャッチしなくてもディスクをスローイングエリアまで
- 持ち帰れば1得点(レトリーブポイント)とする。
- ※レトリーブポイントは7m以上のスローイングのときのみ有効です。
フリースタイル競技
- エントリー枠は全6チームとする。ただし同一人物で他の犬でのエントリーはできない。
- 競技時間は1分30秒で1ラウンド制とする。
- 使用できるディスク枚数は最大6枚とする。
- 参加資格は犬年齢が10ヶ月以上であること。
- 犬種及び出場者年令は問わない。
- ジャッジについては一般ギャラリーを任意で5名選び、簡単なジャッジペーパーの記入を依頼し、以後集計において一番人気のあったチーム1チームを表彰する。
- 出場選手・主催者側はジャッジペーパー記入者の審査基準や選考方法に一切の疑問を問わない。
優勝したら…
1. チャレンジ男性クラスの優勝ペアは、次回以降の大会では
オープンクラスに出場する。
2. チャレンジ女性クラスの優勝ペアは、次回以降の大会では
レディースクラスかオープンクラスに出場する。
3. レディースクラスの優勝ペアは、次回以降の大会ではオープンクラスに出場する。
4. オープンクラスの優勝ペアは、次回以降の大会でもオープンクラスに出場する。
5. ロングディスタンスと小型犬クラス、及びフリースタイルは、
上記規定の対象外とする。
グランドチャンピオン大会
今期マザーカップ競技のオープンクラスで入賞(1位~3位)したペアは、今年度の最終大会(11月)に行われるグランドチャンピオン大会に出場することができます。
競技詳細及びエントリー用紙は11月上旬に有資格者にFAXまたはお電話いたします。
※最終大会のオープンクラス入賞ペアは出場することができません。
※グランドチャンピオン大会の出場ペアは今年度の最終大会(11月大会)の他のクラスへの出場はできません。
※グランドチャンピオン大会出場の有資格ペアで重複が出た場合は、該当ペアが今期オープンクラスで入賞した回数が2回目以降となる大会において、4位以下のペアが繰り上がっての出場権獲得となります。
大会マナー
・愛犬の飲み水はご自分でご用意ください。
・ゴミやフンは必ずお持ち帰りください。
・競技以外の時間は、犬に必ずリードをお付けください。
・牧場内のお客様に迷惑を掛けないよう心がけてください。